母の日に貰って嬉しいカーネーションの由来
母の日には、カーネーションをお母さんに感謝の気持ちを込めて贈るお子さんが多いものです。しかしなぜ、カーネーションが選ばれるようになったのでしょうか。これは、古い時代からの物語が絡んでおります。母の日はアメリカで広まったものであります。
今からおよそ100年ほど前にアメリカでアンナという少女がお母さんが好きだった花、カーネーションの白い花を母の死を弔うために教会で葬儀をした際に、参列してくれた方々に配ったところから、母の日にはカーネーション、という定番が出来上がりました。アンナの母や想う気持ちに感動した人々から、母の日にはカーネーションを贈ろう、という伝統が出来上がったのです。なお、アンナの母であるアンは南北戦争で傷ついた人々をケアする仕事を行っていた人物であります。色もカーネーションには様々な種類がありますが、白いカーネーションはこの物語が元になっているためか、花言葉も他のカーネーションとは違う意味合いになっております。
母を失った悲しみが物語の背景にあることから、「心は悲しみで満ちています」という意味が、入っているのです。母の日に、なぜカーネーションを贈るのかがよく分からない方も多いですがこのように、実はアメリカで生まれた風習であり、お母さんを想う娘の気持ちから、このようなカーネーションを贈る物語が出来た、という背景があります。ですので、今後貰った際にはこのような深い意味があるものなのか、とアンとアンナの家族愛を感じることが出来るエピソードになっております。母の日のことならこちら